クリニックブログ

2021年11月14日 日曜日

歯周病の進行と症状について

恵比寿南橋デンタルクリニックです。
本日は歯周病の進行と症状についてお話しします。


『歯周病の進行と症状』
歯周病は初期症状であれば「歯肉炎」と呼び、その後進行が進むと「歯周炎」になります。
本日は4段階の症状について説明しますので、異変に気づいたら早めに歯医者で治療を受けるようにしましょう。


『P1:歯肉炎』
歯肉に炎症が起き赤く腫れ、歯磨きをすると出血することがあります。
適切なプラークコントロール(歯磨きや歯石の除去)を行えば、元の健康な状態まで回復させることも可能です。
歯周ポケットの深さは、2~3mmほど。


『P2:軽度歯周炎』
歯肉がさらに赤く腫れて、出血以外にも口臭が気になるように。
歯を支えている歯槽骨が溶けはじめ、歯周ポケットの深さは、3~4mmほどに。


『P3:中等度歯周炎』
歯肉が赤紫に変色し、腫れた歯茎はやわらかくぶよぶよに。
そして、歯肉が下がり歯の根が見える部分も。
歯磨きの際は出血が多くなり、膿が出ることもあります。

歯槽骨は半分ほど溶けてしまい、歯周ポケットは4~6mmほどとさらに深くなっています。


『P4:重度歯周病』
歯が長く見えるぐらい歯肉が下がってきて、明らかに歯がグラグラしてきます。
腫れた歯肉に触るだけでも出血するようになり、膿の量と口臭がかなり強くなります。

歯槽骨は半分以上溶かされ歯の動揺が大きくなり、ここまで症状が進むと抜歯となるケースも。
歯周ポケットは、6mm以上の深さに。


少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。


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